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2019年 1月 9日13:25 提供:東方ネット 編集者:範易成
東方ネット9日付:アメリカの電気自動車メーカーテスラの海外初となる工場の起工式が、8日に上海で行われた。今年後半にも、一部の生産が始まる見通しだ。
新工場は上海郊外にある臨港産業区に建設される。テスラがアメリカ以外に作る初めての工場であるほか、中国初の外資独資自動車会社ともなる。将来、年間50万台の電気自動車の生産を行う計画で、今回はこのうち半分の生産能力を持つ第1期工場の建設となる。
式典にはテスラのイーロン·マスクCEOや上海市の応勇市長などが出席した。マスクCEOは「将来的には中国市場だけでなく、アジア地域に輸出する」などと述べた。
自動車産業の関係者は、中国が将来、テスラをはじめ、外資自動車企業に対する開放政策を次々と実施するとみている。これによってますます多くの外資系電気自動車メーカーが中国市場に進出し、中国本土のメーカーとの競争が激しくなるだろう。電気自動車の価格が低くなることは、消費者にとっていいことに違いない。
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