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復興号新型列車が長江デルタ鉄道で運行開始 「春運」に助力

2019年 1月 7日16:29 編集者:王笑陽

 中国の高速列車「復興号」のCR200J型列車は、今年の春節(2月5日)の直前に長江デルタ地域の路線に導入される予定で、1月21日から3月1日までの「春運(春節前後の交通運輸)」期間中に旅客の運送に助力すると期待されている。

 2017年6月から各地で導入が始まった「復興号」は、中国が独自に開発した高速列車シーズの総称である。昨年12月には新たに、時速350メートルのCR400AF-B型およびCR400BF-B型、時速250キロメートルのCR300BF型、時速160キロメートルのCR200J型など、様々なタイプの復興号が初めてお目見えした。

CR200J型復興号列車の愛称は「緑の巨人」。マーベルのスーパーヒーロー「ハルク」のイメージだ。(写真は中国鉄路のウェイチャット公式アカウントより)

 中でも時速160キロメートルのCR200J型復興号列車は、車体がエンジュの緑をしているので、「緑の巨人」という愛称が付いている。1~20両編成などの長編成(定員1102名)と、9両編成の短編成(定員720名)の2種類ある。車内設備は既存の復興号列車と基本的に同じだが、車両の気密性が増し、車内で感じる騒音が更に小さくなった。全車両で無料のWi-Fiが利用可能だ。

緑の車体(写真は中国鉄路のウェイチャット公式アカウントより)

 中国鉄路総公司によると、今年当社は「復興号」の運行規模とカバー範囲を引き続き拡大し、2019年末までに、およそ850編成の高速列車を導入する予定である。

(編集:W)