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改革開放40周年記念ドラマ『大江大河』が大ヒット中

2018年 12月 19日9:23 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 現在、上海の東方衛星テレビで放送中の改革開放40周年記念ドラマ『大江大河』が、大きな話題になっている。今の社会で中堅層となりつつある「80後(1990年代生まれ)」や「90後(1990年代生まれ)」と呼ばれる世代の両親の青春時代を物語るこのドラマは、20代から60代までの幅広い視聴者の心をつかみ、様々な反響を呼んでいる。

 主人公の3人は、1987年に復活した大学入学試験で運命を変えた知識人·宋運輝と、学歴は低いが行動力が強く、農村改革で自分と村民の生活を改善した退役軍人である宋運輝の姉の夫·雷東宝と、饅頭の販売を皮切りに起業したビジネスの天才·楊巡である。ドラマはこの3人の1978年から1992年までの14年の人生を描く。

 『大江大河』は作家·阿耐の同名小説に基づくドラマであり、監督は中国で大ヒットしたドラマ『琅琊榜~麒麟の才子、風雲起こす~』や『歓楽頌』などの監督で有名な孔笙(コン·ション)。孔笙監督によると、小説の舞台は1980年代の中国だが、そこで描かれた工場や農村などの風景はすでに失われているため、ドラマの制作チームは主人公が住む「小雷家村」などの情景を自ら建てたという。また、衣装や道具などもその時代の様子を完璧に再現するようにしっかりと選んでいる。このため視聴者にとっては、ドラマに現れる風景や服装、日用品は非常に懐かしいものばかり。こうして溢れるリアルな時代感を背景に、俳優たちの優れたパフォーマンスが好評を博している。

宋運輝=王凱(ワン·カイ)

 宋運輝を演じるのは中国の人気俳優·王凱(ワン·カイ)である。彼は、日本で公開された中国ドラマ『琅琊榜~麒麟の才子、風雲起こす~』、『記憶の森の中のシンデレラ』や、中国版映画『容疑者Xの献身』などに出演したことで日本でも人気を集めた。これまではほとんどイケメン役で出演していたが、今度のドラマ『大江大河』で挑戦したのは、田舎出身で地味な服を着、栄養不良でやせ細ったイメージの宋運輝役だ。この役を演じるために彼は一生懸命ダイエットをしたという。

雷東宝=楊爍(ヤン·シュオ)

楊巡=董子健(ドン·ズージエン)

 そして雷東宝を演じるのは、孔笙監督の作品『歓楽頌』にも出演した楊爍(ヤン·シュオ)、楊巡を演じるのは、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の中国版映画に出演した董子健(ドン·ズージエン)である。

(編集:W)