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【改革開放40周年40人】カールツァイス大中華区のフォースター総裁:改革開放はウイン·ウイン·ソリューション

2018年 12月 12日15:56 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 1990年9月、上海浦東新区のとある大きな道に、翼を広げたカモメをデザインしたアーチ型の門が立てられた。表に「外高橋保税区」と書かれている。この道の先は中国初の保税区である外高橋保税区、という意味だ。

 そして23年後の2013年9月。アーチ型の門が立っているのに変わりはないが、そこに書かれた文字は、「中国(上海)自由貿易試験区」に変わった。この年、国内外の熱い視線を集める中、外高橋保税区、外高橋保税物流園区、浦東空港総合保税区、洋山保税港区という4つの既存の税関特殊監督管理区域を統合した、「中国(上海)自由貿易試験区」が発足したのだ。設立当初の面積は、わずか28平方キロメートルあまりだったが、極めて大きい力を発揮するエリアに成長していく。

1990年に開設された中国初の保税区である上海外高橋保税区

2013年に既存の4保税区をベースとする中国(上海)自由貿易試験区が発足

2015年には浦東新区の既存の4つの保税区に、新たに陸家嘴金融エリア、金橋開発エリア、張江ハイテクエリアの3地域を加えて、上海FTZの市内実験地域へと拡大

 統計によると、2018年3月現在の上海FTZ(上海Free Trade Zone)での新規登録企業の数は、上海FTZが開設される以前の20年間の総数を上回る5万社に達した。優れたビジネス環境は外資系企業9450社を誘致し、ここに中国本社や拠点を置く多国籍企業も多い。そして1999年の早い段階で外高橋保税区に入居したドイツのカールツァイスグループは、その1社だ。このほど、カールツァイス大中華区のマクシミリアン・フォースター総裁(Maximilian Foerst)が東方ネットの取材に応じ、上海FTZで展開されてきた改革措置とそのメリットについて語った。