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富山県産コシヒカリ使った牛丼を楽しもう!すき家と神明のコラボ企画

2018年 11月 28日17:31 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 現代中国語では「丼」という漢字はあまり使わないが、日本料理店の増加とともにこの字も中国人によく知られるようになってきた。炊き立ての白いご飯に、甘くてコクがある牛肉と玉ねぎを載せた「牛丼」にしても、とろとろ卵と出汁の効いた鶏肉を載せた「親子丼」にしても、日本と同じくお米を主食にしている中国では人気のグルメだ。

牛丼

 丼とは本来、ご飯やおかずなどを盛り付ける食器を指す。丼ものの場合、ご飯の量は全体のほぼ3分の2を占めている。このため、ご飯が美味しいかどうかが基本的に料理の質を決定するといっても過言ではないだろう。美味しいご飯を使えば、丼ものも美味しくなる、というわけだ。

 このほど、中国でも安くて早くて美味しい牛丼を提供している牛丼チェーン店·すき家が、コメ卸売大手の神明とともにメディア発表会を開き、12月1日から中国の216店舗で、富山県産コシヒカリを使った牛丼を提供するコラボキャンペーンを展開することを発表した。そしてこれは数量限定企画で、1日わずか30食しか提供されない。

富山県産コシヒカリを使用する丼もののメニュー

 発表会では、すき家本部の中国子会社である泉膳(中国)投資有限公司の井上卓士総経理があいさつに立ち、「すき家は2008年に中国に進出し、上海に初の店舗を開きました。今年、中国での10周年を迎えることをきっかけに、株式会社神明と一緒にコラボキャンペーンを展開することを決めました。中国のお客様にも富山県のお米の美味しさを感じて頂ければ幸いです」、と今回のイベントのきっかけを述べた。

 そして、株式会社神明の中国子会社、成都荣町食品有限公司の趙一鳴総経理は、富山県産コシヒカリを選んだ理由について紹介した。これよると、富山県産コシヒカリの産地である富山県は、日本を代表する名水の里である。北アルプス立山連峰から流れ落ちる雪解け水は良質かつ低温で、美味しい米作りには欠かせない存在である。こういう環境下で育まれた富山県産コシヒカリは、粘り、つや、香り、甘味に優れ、弾力があり、冷めても美味しいので人気のあるお米なのだ。

 また、関係者によると、今回のイベントで使われる神明ブランドの富山県産コシヒカリは、このほど上海で開催された中国国際輸入博覧会にも出展された。神明と中国最大の食品会社の中糧集団は、取引に関してもすでに合意したとのことだ。

 発表会には日本国駐上海総領事館の福田高幹経済部長、日本貿易振興機構(ジェトロ)上海事務所の小栗道明所長、グルメの達人「吃奶酪小姐」も出席し、富山県産コシヒカリを使用したすき家の牛丼を試食した。試食した人たちは「甘くて粘りがあって、とても美味しい」、「日本で食べたのと同じで、本場の味だ」、と高く評価した。

 キャンペーンは12月1日から始まる。中国全土のすき家216店舗で、毎日11時30時から13時30時まで、牛丼類を注文するとき7元をプラスすれば富山県産コシヒカリを使用した牛丼にグレードアップできる。そしてくじを引くチャンスも。美味しい牛丼に加えて、富山県産コシヒカリのお米やパックご飯、またはすき家のクーポン券などの賞品が当たるかもしれない!

(編集:W)