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【改革開放40周年40人】フィリップス:何か貢献を、の気持ちから40年

2018年 11月 28日16:11 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 上海交通大学医学院上海市精神衛生センター危機介入研究室主任であり、アメリカエモリー大学精神衛生学部と世界衛生学教授、WHO自殺予防研究及び教育協力センター主任であるフィリップス氏(Phillips)はカナダの人だ。

 1976年、フィリップス氏は元々中国に来る予定では無かったが、同級生に強く勧められて初めて中国に足を踏み入れた。そして3週間いる間に、この国は貧乏ではあるが、公共衛生を非常に重視していることに気が付いた。「最初にこのような基礎があることは、その後の国全体の健康水準の向上にとてもいいことです。中国での公共衛生システムの経験は、アフリカの一部の国など、ほかの発展途上国に応用することができます」、とフィリップス教授は語った。

 その後2年間、フィリップス教授は勉強する中で、中国に何か貢献ができるのではないか、と考えるようになり、アフリカへ行く計画を変更して中国行きを決めた。そこで専門能力を強化しようと、ワシントン大学へ赴いて病棟医を担当し、その期間中、精神科の病棟医教育をうけて、伝染病学と人類学の修士学位を取得。そして1985年に卒業した後、再び中国に戻って、それからずっと中国に住んでいる。