１日から７日までは建国記念の日にあたる「国慶節」の大型連休だった。期間中に上海を訪れた観光客は前年比１２％増の１０３８万人となり、ここ数年間でも記録的な増加率を示したことが、８日の上海市観光局への取材で分かった。

　そして上海市の観光収入は１０２.９億元に達し、前年比１１.４％増。また、ホテル客室の占有率は５９％で前年同期とほぼ同じ、といったことも明らかになった。

　連休期間中に上海の１３５ヶ所の観光スポットは、延べ７３７.５万人の観光客を受け入れた。中でも東方明珠電視塔（上海テレビ塔）は１６.８６万人、上海野生動物園は３１.１３万人、上海科学技術館（上海自然博物館を含む）は３２.２８万人、ディズニーランドやディズニータウンなどから構成される上海ディズニーリゾートは４０.１万人であり、最も人気の観光スポットであった。

　連休期間中に上海で１日か１日以上滞在した旅行客を対象としたサンプル調査の結果によると、１人当たりの旅行支出は１０９１元（約１７９９３円）/日で、前年比６.６％増だった。

（編集：Ｗ）

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