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上海でまた2棟の高層ビルがLEED認証を授与

2018年 9月 26日16:54 提供:東方ネット 編集者:曹俊

  26日、上海環球金融中心と恒生銀行大廈が、米国グリーンビルディング協会が発行するLEED-EBプラチナレベル認証を授与された。上海環球金融中心は90点、恒生銀行大廈は85点を獲得した。

  LEED認証システムは「グリーンビルディング認証システム(Leadership in Energy and Environment Design)」といい、米国グリーンビルディングが設立した、世界で幅広く使用されるグリーン建築の評価システムだ。中国大陸は米国以外で最大のLEED認証市場であり、これまで、1240件のプロジェクトがLEED認証を受け、認証総面積は4800万平方メートルに達している。

    上海環球金融中心は95.15%の駐車スペースを地下に設置し、ヒートアイランド効果の発生を減少。二層ガラスを採用して、エアコンのエネルギー効力を高めている。また省エネのためにソーラーエネルギーと風力発電システムを取り入れ、現有の電力の一部の代わりにグリーンエネルギーを供給している。二酸化炭素の濃度測定と制御システムを備え、ビルのエアコン新風システムの制御ロジックを改造して省エネを実現した。

   恒生銀行大廈は上海に合った育て易い植物を用いて建築外部環境を美化し、植物の灌漑用水の使用量を減少させている。また、ビルの自動ドアで内外の気圧とエアコンの使用エネルギー消耗を有効的にダウンさせることで、省エネを達成した。

  2棟のビルを運営する森ビルの関係者は、「上海環球金融中心と恒生銀行大廈がLEED-EBのプラチナ認証を受けたことは、会社が環境とグリーンの理念に取り組んできたことに対する最高の評価といえます。これからもグリーン競争力を高め、上海がグリーンでインテリジェント都市となる建設をサポートし、上海がすばらしいグローバル都市に向かうための一助を担いたいと思います」と述べた。

(曹 俊)