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浦江郊野公園の「奇跡花園」で15日から秋季芸術花展が開催

2018年 9月 13日14:23 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 いつの間にか涼しい風が吹き始め、秋の気配が感じられるようになってきた。昨年7月にオープンした上海浦江郊野公園では、秋の到来に合わせて「秋季芸術花展(Autumn Flowers & Art)」が開催される。

 上海観光局によると、11日にメディアに対する公開が行われ、9月15日から11月18日の期間、園内の「奇跡花園」エリアで「芸術花展開」が催されることが発表された。

「花ことばで星に願いを~12星座キャラクターと一緒に奇跡花園を大探検~」

 花展は中国の人気キャラクターである「同道大叔(Uncle's Friend)」と提携。「花ことばで星に願いを~12星座キャラクターと一緒に奇跡花園を大探検~」をテーマとしている。

アカウント名と同名の12星座キャラクター·同道大叔

 オリジナル漫画で12星座について語るSNSアカウント「同道大叔(Uncle's Friend)」は、若者を中心にフォロワーが多い。アカウントと同名の12星座キャラクターもかなり人気で、前に資生堂とのタイアップ企画もあったほどだ。今回の花展では、花精霊城堡(花の妖精の城)や静湖広場などの観光ポイントで、可愛い12星座キャラクターに会える。そして、奇跡花毯(奇跡のフラワー絨毯)というポイントには乙女座、金牛座、天秤座、獅子座をテーマとする4つの小さな花園も設けられ、それぞれの星座に対応する花が植えられている。

奇跡花毯(奇跡のフラワー絨毯)

 奇跡花毯のそばにある精霊城堡(花の妖精の城)も公園を代表する観光ポイントだ。花展開催期間中には、城の外壁は様々な色のアフリカホウセンカ、ペチュニア、紅緑草、セキチクなどの植物で完全に覆われ、まるでガウディの幻想的な建築のようになることが期待される。

花精霊城堡(花の妖精の城)

 最後に同展のもう一つの目玉が、芸術家の名作と植物とのコラボレーションである。花谷(フラワーバレー)という観光ポイントでは、国内外の芸術展で活躍している著名な油絵芸術家·朱存偉氏により、油絵の作品とインスタレーションアートが展示される予定だ。入園者は自然の花を楽しみながら美しい芸術品も鑑賞できる。

朱存偉氏の作品

朱存偉氏の作品

 また、水岸花園のポイントでは、四川美術学院彫刻科を卒業した注目の若手彫刻家·李永涛氏によるユニークなインスタレーションアート「微風徐徐(微風がゆっくりと)」も展示される。

李永涛氏の作品

 「秋季芸術花展」の入場料は30元だが、園内の科学普及館などは別途入場料が必要だ。開催期間中、中国の中秋節や国慶節の休日と重なる日もあるので、観光客が多い場合は入場制限の可能性もあり、そういう日は避けたほうが無難だろう。


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