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夏の音を届ける 上海で夏の音楽祭が開幕

2018年 7月 3日14:21 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 2018上海夏季音楽祭(MISA)が7月1日夜、ニューヨーク·フィルハーモニックの演奏で開幕した。これは今年の9月からニューヨーク·フィルハーモニックの音楽監督に就任する予定のヤープ·ヴァン·ズヴェ―デン(中国語訳:梵志登)にとって、上海でのお披露目演奏会となった。

ニューヨーク·フィルハーモニック

 去年のMISAにおいては、キリギリスの鳴き声を題材とした「夏音」というオブジェが、音楽や文芸の愛好者の間で人気を博した。このため、今年も主催側は、キリギリスの鳴き声を利用したオブジェ「夏音Ⅱ」を作製。「夏音Ⅱ」は、キリギリスの入った5000個の小さなカゴを天井から吊り下げ、光りの効果を伴う装置だ。穴のたくさん開いたカゴを通して暖かい黄色の光が流れ、キリギリスの「スイーッチョン」の鳴き声が聞こえる空間に夏の気配が感じられる。

「夏音Ⅱ」というオブジェに注目

 16日間にわたって行われる祭りでは、上海交響楽団音楽庁と城市草坪音楽広場で24の公演が開かれる予定だ。オーケストラの代表であるニューヨーク·フィルハーモニックやロイヤル·リヴァプール·フィルハーモニー管弦楽団のほか、アメリカのロックバンドであるザ·ヴェルヴェット·アンダーグラウンド(The Velvet Underground)も登場する。また、去年アカデミー賞の作曲賞を獲得した『シェイプ·オブ·ウォーター』の音楽監督で、フランスの映画音楽作曲家であるアレクサンドル·デスプラも指揮者としてMISAの舞台に登場する予定となっている

(編集:W)