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在中日系企業向けに「高級管理者養成塾」を上海で開催 

2018年 6月 29日17:11 提供:東方ネット 編集者:範易成

コース会場

  東方ネット29日付:改革開放から40年、中国の投資環境は絶えず最適化に向けた努力が続けられている。これまでの様々な優遇政策や人口ボーナスの時期はすでに終わり、多くの外資系企業が中国の国有企業や民営企業と競争する時代を迎えている。中国の高速発展の環境下で日本の長寿企業いかにすれば成功できるのか、人材獲得競争の激しい中国市場にあって、年功序列制度で人材を引き留めるにはどうすればいいのか、日系企業が継続して中国で発展するため、高級管理者にはどのような智慧が必要なのか、などの課題が山積している。

  その中でこのほど、中智上海経済技術合作有限公司と日本経済新聞グループの日経BP社が共同で研究開発した「高級管理者養成塾」が、上海で開催された。

  3日間に渡るコースの中では、変化している新しい中国市場に対応する日系企業の経営·管理方針をめぐって活発な討論も行われた。

  日経BP中国社の谷口徹也総経理は、「もともと『課長塾』は日本で実施されていて、すでに8年の実績がある。受講生は2500名を超え、日本各地の企業の優秀なミドルマネジャー人材を養成してきた。そして中国向けには同研修プロジェクトを導入して、すでに3年の経験を得ている。今回の養成塾は在中日系企業の特徴に鑑み、中国市場に特化した日系企業の高級管理者向けに新しいコースを研究開発したものだ」と説明し、「在中日系企業の優秀な高級管理人材育成の一助となれば幸いと思う」と述べた。

受講生たち

  講座の初日は、グローバルトップ500企業で数十年の高級管理職としての経歴を持つ新将命先生が、企業管理と従業員の成長理論の神髄をユーモアを交えて解説し、受講生たちと討論を深めた。経営者品質、社員品質·満足、商品·サービス品質、顧客·社会満足、業績、株主満足の六つの項目からなる長寿企業創りのための「黄金サイクル」を中心に、新先生は経営の原理原則とは何か、人の原理原則とは何かについて、受講生たちと深く議論し共に考えた。

挨拶する単為民総経理

  中智上海の単為民総経理は取材に応じて、「外資企業の中でも日系企業は特別な存在であり、特有な伝統文化や経営理念を持っている。それで日系企業に対応するために、3年前に中智上海では日本企業倶楽部を設立した。今回も、日本企業倶楽部が日経BP社と提携して、高級管理者養成塾を研究開発してきた」と説明した。

  最後に単為民総経理は「将来は日本企業倶楽部というプラットフォームによって、より多くの中国現地の特徴があるサービスを提供したい。上海だけでなく、中国全体へもサービスを広げていきたい」、と語った。