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ジブリ展示会、初の中国大陸進出で多くの見どころを公開

2018年 6月 27日9:10 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 1988年に映画『となりのトトロ』が日本で公開されてからちょうど30年。その今年、スタジオジブリは数々の名作を引き連れて、初めて中国大陸へ進出する。7月1日から上海環球金融中心で、「『となりのトトロ』上映30周年記念-ジブリのアートの世界」と、「天空の城-ジブリの飛行夢想」が開催される。主催者側ではこの2つの展示会で、来場者を高畑勲と宮崎駿等の名監督のアート世界に導き、新しい視覚体験を味わってもらいたいと考えている。

ジブリ中国展示会メインポスター

見どころ1:290枚の作品アート初公開

 今回の上海展示会では、スタジオジブリが厳選した約290枚の作品アートを展示する。中国大陸では初公開となり、これらのアートを通して来場者はスタジオジブリのこれまでの名作の制作過程を知り、作品の魅力を感じることができる。

映画「となりのトトロ」(1988年)より

映画「千と千尋の神隠し」(2001年)より


見どころ2:「ねこバス」が上海にやって来る

 「ねこバス」とは、宮崎駿監督がふと思いついた霊感によって誕生した生き物だ。当初はただの猫の妖怪の予定だったが、面白いことにバスに化けさせてしまったものだ。12本も足があるので、どのようにうまく走らせるかで苦労したという話は、当時のアニメーションの制作過程の話の中でも特に面白い。

 本来は子供にしか見えなくて乗れるはずのないねこバスだが、三鷹の森ジブリ美術館は特別展示のために大人でも乗れるねこバスを作った。そして、そのねこバスが三鷹から上海へやって来る。4階にある「となりのトトロ」上映30周年記念-ジブリのアートの世界では、来場者は「ねこバス」に乗り込めるだけでなく、写真撮影もできる。

 「ねこバス」のほか、「となりのトトロ」の名シーンも再現されている。展示会場まで足を運び、一緒に体験しよう!

ネコバス