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「2018上海·日本映画週間」が開幕

2018年 6月 19日15:31 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 6月17日、上海新衡山映画館で「2018上海·日本映画週間」の開幕式が行われ、オープニング映画『いぬやしき』および上映作品『イマジネーションゲーム』、『きらきら眼鏡』の監督と主要な出演者が登場した。「2018上海·日本映画週間」は上海国際影視節中心の主催、NPO法人日中映画祭実行委員会の共催によるもので、第21回上海国際映画祭の正式イベントとして、6月16日から25日まで上海で開催されている。

『いぬやしき』の佐藤信介監督(左)と俳優の本郷奏多(右)

『イマジネーション』に出演の久本雅美(左)と板野友美(右)

 今年は中日平和友好条約締結40周年という記念すべき年である。5月9日に李克強国務院総理が日本を訪問し、中日映画共同製作協定の調印を行った。この追い風を受けて、中日の映画交流は新しい時代に入ることだろう。日本国駐上海総領事館の片山和之総領事は開幕式で挨拶に立ち、「昨年、日中共同製作による『マンハント(中国語:追捕)』や『空海』(中国語:妖猫传)が公開されましたが、今回の正式な協定締結を通じて、今後、中国において日本関連映画の上映がますます増えることを期待しております。今や日本映画のチケットは販売開始後にすぐに売り切れてしまうほど年々人気が高まっており、私自身も本年の上映作品を大変楽しみにしております」と述べた。

日本国駐上海総領事館の片山和之総領事

 そして上海電影(集団)有限会社である任仲倫取締役も祝辞を述べ、この中で1980年代からの中日映画交流の歴史を振り返った。任氏は、映画は民族間の交流と交際において最も具体的で最も有効な方法であると述べ、さらに「十数年にわたり、上海国際映画祭と東京映画祭において、我々上海電影(集団)はたゆまず日本映画週間と中国映画週間を開催してきました。そして数え切れないほどの観客が両国の映画を通じて、お互いの生活や両国の芸術家たちが追求してきたものを理解してきました。時間の流れとともに、これらの活動が両国の映画芸術と民間交流へ与える影響はますます明らかになってきているように思います」と語った。

上海電影(集団)有限会社の任仲倫取締役

 今年の日本映画週間では、オープニング上映作品の『いぬやしき』をはじめ、日本の人気8作品が上映されることが決定している。このうち『3D彼女リアルガール』と『イマジネーションゲーム』の2作品は、日本での上映に先駆けて上海で先行上映される。

『いぬやしき』や『イマジネーションゲーム』の監督と主要な出演者

(編集:W)