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都市の細密な管理経験を参考に 上海市長代表団が訪日

2018年 6月 5日17:21 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 上海市委員会副書記で市長の応勇氏を始めとする上海市代表団が、6月2日~4日まで日本を訪れた。訪問期間中、応市長は横浜の林文子市長、東京都の小池百合子知事、そして駐日中国大使の程永華氏と会見。また、代表団は巨大都市の細密な管理などの議題で、関係部門と交流した。

 応市長は林市長との会見で、「良好な地方間の交流は中日両国の友好交流にとって大切な基盤だ」、と語った。そして「横浜は上海と友好都市を締結した最初の都市で、この45年間、様々な分野での協力と交流を展開している。今回の訪問を通して、両都市間の経済貿易、科学革新、スマート都市及び高齢者サービスなどの分野で、適切な協力関係を強化したい」と示した。また、「今年11月に上海で開かれる『中国国際輸入博覧会』は、中国市場の開放における重大な取り組みであり、経済グローバル化及び投資貿易の簡便化と自由化を今後も進める上でも、横浜の企業と製品の出展を期待している」、と語った。いっぽう林市長は、「これまで上海を3度訪問しているが、毎回上海と横浜との深い友情を感じる」と述べ、「上海は世界のリーダーシップ的な都市なので、今後も両都市の協力交流を深めて行きたい」、と話した。会見後、応市長と林市長は『上海―横浜友好交流促進会議合意書(2019-2023年)』に調印した。

 小池知事との会見において応市長は、「上海は現在、国際経済、金融、貿易、航運、イノベーションセンターと文化大都市の建設に向かって邁進している。上海と東京は巨大都市であり、都市発展の面での共通の話題があり、そして、共通の挑戦と任務に取り組んでいる。今後も都市管理、社会整備、コミュニティ管理などの先進的経験を学びたい」と語った。そして小池知事は、東京の持続可能的発展や高齢化対策などの事例を紹介するとともに、両都市の専門分野での交流を強化したい、と語った。

 訪日期間中、応市長一行は、東京都企画部から東京全体計画についてレクチャーを受け、また、都市計画及び建設管理などの議題で交流した。さらに森ビルの都市総合体プロジェクト、ゴミの分別収集、東京杉並ゴミ処理場、横浜新鶴見老人ホーム、横浜駅総合交通センターを見学し、日本の都市総合開発やゴミ処理、並びに高齢者サービスなどの経験と実践を見学した。

 この他、応市長は駐日中国大使の程永華氏と会見し、中国駐日本大使館公使の郭燕氏が活動に出席した。