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上海市消費者権益保護委員会との協力で、「トヨタ科学普及教室」風洞実験プロジェクトを初開催

2018年 5月 30日14:13 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

  

 5月28日午後、閔行区七宝鎮明強第二小学では、20数名の児童が参加して特別な車安全普及教育授業が行われた。最初は「風洞」という言葉すらよく分からなかった子供たちは、先生方の解説を聞いてシミュレーション実験をすることで、最後には自分で車のボディーを完成させることができた。

 

 子供たちは先生の話を聞いた後、まず自分のアイデアでボディーの形状をデザイン。そして用意された紙、車輪、車台、重心及びハサミやゴムテープなどの道具を使って、車のボディーを作った。

  

 その後に重力測定器を使って、出来上がった作品の風抵抗係数を測定した。数値が小さいほど風の抵抗が少ないことを理解した。

  

 また技術スタッフが気体動力学の原理を説明して、作品に再度改良を加えるようアドバイスした。子供たちはこれらの実践を通じて、科学の楽しさを肌で感じていた。

  

 活動に参加したのはこの学校の4年生から6年生の児童24名だ。学校では週に1回の工作授業があって大人気。5年生の季布さんは、インタラクティブ的で手作業の活動が大好きで、このような活動にもっと参加したい、と話した。

  

 トヨタ自動車(中国)投資有限会社の堀田政志上海分社総経理は、「このような工作教室を通して、児童に科学に対する興味を持たせることが大切だと思います。今回の主催者である上海市消費者権益保護委員会にも感謝します。おかげで、より多くの児童が活動に参加できるようになりました。現在、工場では環境を重視しており、今回の活動の中で燃費と車の形状の関係を知ってもらい、子供たちに自動車の省エネ知識を伝えたいと思います。今年もトヨタは引き続き、『トヨタ科学普及教室』を展開していきます」、と語った。

 上海市消費者権益保護委員会車専門弁公室の関係責任者は、このような教室はとても有意義であり、より多くの上海の子供たちに参加してほしい、と話した。