PC端末|中国語|English

上海

虹口区の銀行と「内山書店」の公開が再開

2018年5月25日 10:07
 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 このほど、工商銀行山陰路支店内にある内山書店旧址陳列室の一般公開が再開された。

 この陳列室には、文化展示エリアとインテリジェンス銀行サービスエリアの2つがあり、このうちの文化展示エリアでは、主に写真や実物を展示している。

 内山書店の紹介

 内山完造と内山書店、魯迅と内山書店、魯迅と内山完造に関する展示、並びに、工商銀行と内山書店の関係を紹介している。

 さらに内山完造の年表を展示し、歴史文化マルチメディアのスクリーンで分かりやすく紹介している。

 内山書店と内山完造

 内山書店は中国人の古い友人で、日中友好協会副会長である内山完造が1917年に上海で開いた書店である。

 1929年に四川北路2050号の現在の場所に移転した。

 中国当代文学の巨匠·魯迅は、内山書店で執筆したり、人と会ったりしていた。内山夫婦とは親友で、かつてここに避難したこともある。

 1930年代の内山書店は、中日の進歩的文化人の交流場所となり、中日文化交流の架け橋となる。

 1949年にはここに、工商銀行上海市支店山陰路貯蓄所が設けられた。

 今回は改装のため陳列室を1階に移動。また金融ネットワークにも同時に改良を行い、「金融と文化の融合」を看板に、改装を行った。

  展示品の数々

 内山書店の場所:四川北路2050号

 バス路線:21番、70番、100番、134番、962番など