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「孤独コーヒー館」が今週中に再開

2018年 5月 21日17:01 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 以前「愛·コーヒー」という、自閉症の少年の社会参加を促すコーヒー館が開設され、社会の注目を浴びたことがある。しかし様々な理由で、僅か1ヶ月で閉店してしまった。

 この度このコーヒー館が上海市青少年活動中心の1階に引越し、面積200㎡で今週中に再開される予定であることが分かった。

 紹介によると「愛·コーヒー」は、月曜から金曜までの11時から15時の間オープンする。来店する客は「天使知音サロン」のウィチャットに登録したボランティアに限られ、現在は3500人以上のボランティアが申請しているとのことだ。開店後は毎日20~30名のボランティアが来て、自閉症の少年が作ってくれたコーヒーを飲みながら、彼らとソーシャル活動を行う。

 上海市青少年活動センターの1階にある200㎡のエリアは、元々「青年活動センター」であり、今回、自閉症青少年に向けてよりよいサービスを提供するため、「愛·コーヒー」の社会実践拠点に改装されたものだ。同センターには教室、舞台、広場などの施設も設けられており、今後も自閉症少年の活動に使われる。

 開設を前にして「愛·コーヒー」チームでは、ボランティアに対する研修を数回に分けて実施した。この中では自閉症の知識や自閉症を持つ少年と交流する際の注意事項などが教育されると共に、様々な業種の色々な特技を持つボランティアが関わることで、自閉症の少年により多くの技能を教えることができる、というアドバイスがなされた。「愛·コーヒー」チームでは今後も、実践拠点の機能を増やしていく予定である、と話している。