各地のブランド企業が上海に集結 中国ブランドの盛会に
2018年5月14日 16:02
提供:東方ネット 編集者:王笑陽
5月10日は「中国ブランドデー」である。この日、「中国ブランドを世界に共有する」をテーマにした第1回中国ブランド博覧会が、上海展覧中心で開幕された。
この博覧会は、伝統と現代を融合させた最大のブランド展示会である。展示面積は2.5万平方メートル。中央展示エリア、地方展示エリア、ブランド支援機構展示エリア、スペシャルイベントエリアなどに分けられ、50余の代表団、600社以上のブランド企業、中小企業100社、そして20のブランド支援機構が出展した。
招待主である上海市は、サービス、モノづくり、ショッピング、文化、科学技術という5つのブランドに分けて多数の商品を展示した。
ショッピング展示エリアには、「老鳳祥」(宝飾品の製造·販売大手)、「大白兎(ホワイト·ラビット)」(ミルキーに似た中国のミルクキャンディー)、「光明」(上海を始めとする華東地区の大手乳製品メーカー)、「杏花楼」(老舗広東料理店、月餅が有名)といった上海人におなじみのブランドが、それぞれの新商品を持ち寄った。他にも若者向けの新商品として、国民的な万年筆ブランド「英雄」が出品したマニキュアのような24色のインクや、トイレタリーブランド「六神」がディズニーとの提携で開発した数量限定の花露水(蚊取り·痒み止め·臭い消しなどの効用のある液体)なども出品された。
「六神」の新開発した石鹸、花露水、ボディソープ
「英雄」の新商品
全国の他の省·市からも自慢のブランド製品が展示された。中でも浙江省の展示館に出品されたアリババのスマート試着鏡は、多くの女性を引き寄せた。試着をしたい人が鏡の前に立って試着開始のボタンを押すと、鏡はその人の顔と体形を自動的に認識し、そっくりな仮装モデルを作成する。そして試着する人はその仮装モデルのヘアスタイルやウエストなどを自分の好みに合わせて調整した後、お気に入りの服を試着させることができる。いちいち脱ぎ着する必要がなく、簡単な操作で新しいファッションスタイルを試してみることができる画期的な製品だ。
スマート試着鏡を体験する来場者
また、会場では天津の狗不理(ゴープリ)肉まん、寧夏の賀蘭晴雪酒荘のワイン、江蘇省盱眙(シューイー)県のザリガニといった全国的な名物も人気を集めた。
天津の狗不理(ゴープリ)肉まん
寧夏の賀蘭晴雪酒荘のワインを試飲する来場者
江蘇省盱眙(シューイー)県のザリガニ
今回の展覧会は10日から12日まで開かれた。