ようこそ、中国上海!
2018新春

Home >> 新着 >> 上海

2018年日本語スピーキングコンテストが来月上海で開催

2018年 5月 11日9:28 提供:東方ネット 編集者:兪静斐、王笑陽

 2018年は中日平和友好条約締結40周年である。中日両国の民間交流を促進するために、美知教育と墨賢諮詢の共催による「2018年日本語スピーキングコンテスト」の参加募集がこのほど始まった。

 今回のスピーキングコンテストは「実用、大衆、創新」をスローガンとし、中日友好関係者や日本語学習者向けに、中日文化交流と求職情報を共有するプラットフォームを作ることを目指している。日本語学習者はこのプラットフォームを通して日本語の新しい勉強法を知り、会話能力の向上と視野の拡大が可能になる。一方、企業はこのプラットフォームを利用して、潜在力のある日本語の人材を発見できるとともに、日本語学習のコツや方法をシェアすることができる。

 主催側によると、このコンテストは一般的な日本語スピーキングコンテストと違い、実用性を重視する。したがってコンテストの内容は企業が行う面接や選考会とし、優勝者にはトロフィーなどが与えられるほか、日本の有名な会社を訪問、またはそこでインターンシップをする機会が提供される。

 また、公正性を確保するために、コンテストはグループ面接の形を採用する予定だ。選手たちは何も知らない状況で同じ質問を受けて一定時間内に日本語で答えなければならない。これによって日本語の会話力、論理的思考力、臨機応変の力などが試されることとなる。

 今回のイベントは上海市人民対外友好協会の指導で行われる。また、日本国駐上海総領事館の承認の下に、上海日本商工クラブ、日本貿易振興機構(JETRO)上海代表処、日中経済協会上海事務所、中国日本語教学研究会上海分会などが支援している。

 審査委員には、上海市人民政府外事弁公室の元副主任で上海対外友好協会の兪彭年氏副会長、上海外国語大学の元常務副学長で上海翻訳家協会の譚晶華主席、上海理工大学日本語学科主任の杜勤氏、復旦大学日本語学科主任の鄒波氏などが名を連ねている。このほかにも、上海日本商工クラブの代表、並びに上海日本人学校の代表者が日本側の審査委員を務める。

 コンテストの詳細は、ウェイチャット公式アカウント「JLife日本生活」をご参照のこと。