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バンダイナムコが中国事業の持ち株会社を上海に設立

2018年 5月 3日14:36 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 このほど、バンダイナムコは上海で「BANDAI NAMCO HOUSE」をテーマとした記者会見を行い、万代南夢宮(中国)投資有限会社を設立したと発表した。同社は中国の子会社の管理や、子会社間連携の支援などを行い、中国の事業会社を総括する持ち株会社である。

バンダイナムコの代表的なIP、パックマン

(写真はバンダイナムコ上海の公式サイトから)

 万代南夢宮(中国)投資有限会社の冷泉弘隆取締役は記者会見で、「バンダイナムコは、より積極的に中国の経済活動に参加し、エンターテイメントを通じて『夢·遊び·感動』を中国の消費者に提供し続けたいと考えている。またグループの経営資源の積極的活用のために、この持ち株会社を設立した」と説明した。

冷泉弘隆取締役(写真はバンダイナムコ上海の公式サイトから)

 また、会見の席で、中国市場向けに中国の伝説をモチーフとして生まれたIP(知的財産)である『暗黒神使』が披露された。今後は小説をはじめ、その内容に基づいたアニメーション、ゲーム、グッズなどもリリースされる。これらは中日共同制作になる予定だ。

中国の伝説を題材としたIP『暗黒神使』

(写真はバンダイナムコ上海の公式サイトから)

 特別展示として、中国伝統芸術である上海のしんこ細工(彩色したもち米粉をつまんで人形などを作る民間工芸)芸術家の湯健氏と、切り絵芸術家の李詩憶氏が、バンダイナムコの代表的なIPである『太鼓の達人』と『パックマン』をそれぞれの技法で表現した。  

しんこ細工と切り絵で展示された『太鼓の達人』と『パックマン』

(写真はバンダイナムコ上海の公式サイトから)

 バンダイナムコは2015年1月に中国に進出して以来、「中国エンターテイメント産業の多元化かつ健康的な発展」をミッションに、事業を展開してきた。同時に知的財産の保護や、エンターテイメント産業の人材育成、青少年教育などの事業にも力を入れている。