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2018年 4月 23日17:06 提供:東方ネット 編集者:王笑陽
4月23日はユネスコが定めた「世界図書·著作権デー」、または「世界本の日(World Book Day)」である。さらに、『ドン·キホーテ』の作者ミゲル·デ·セルバンテスと、イングランドの劇作家、ウィリアム·シェイクスピアの命日でもある。中国でこの日は「世界读書日(世界読書の日)」と呼ばれ、読書を提唱する様々なイベントが行われる。
上海では最近、いくつかの新しい書店がお目見えした。ではこの中でもお勧めの、思南書局、志達書店、隴上書店など、6店舗を紹介しよう!
去年、「60日間フラッシュ·ブックストア」というコンセプトショップを開いた思南書局は、23日に正式に実店舗をオープンした。主に文学、歴史、哲学、芸術などの専門書を扱っており、洋書、洋古書なども多数揃えている。また、イギリスの個性派書店であるロンドンレビューブックショップ(London Review Bookshop)と提携し、最新で人気のある洋書を取り扱っているのも特徴だ。
思南書局
巨鹿路にある作家書店は、上海市作家協会の建物に隣接している。運がよければここで好きな作家に会うことができるかもしれない。このほど作家書店はアップグレードを行い、2階にも書籍を置いて売り場面積を300平方メートルに拡大した。80%以上は文学書なので、文学書専門書店ともいえる。作家のサイン本も多いと言われている。
作家書店
莫言のサイン本
復旦大学の南区にある志達書店は、反対色のオレンジとブルーの内装が道行く人々の目を引いている。14年間営業してきたが、このほどアップグレードし、読書の日に顔認証で決済サービスを提供する「無人書店」として再出発した。
志達書店
同じ大学書店である華東理工大学の隴上書店は、新装オープンした。店内には30人から40人収容可能なサロンエリアが設けられ、文化講座や学術交流などのイベントも開催できる。
隴上書店
大隠ブランドの第5号店である大隠湖畔書局は、23日に滴水湖のほとりにオープンした。国内外の旅行ガイドブックが目立つ。そして、本の貸し出しサービスも提供している。
大隠湖畔書局
国家会展中心の近くにある簡屋という書店もこの日に営業を開始した。1800平方メートルの面積を持つ3階建てで、この辺りは住宅地のため、人々の集まる展覧会やイベントなども開催できるようになっている。経営者は、コミュニティの住民たちに便利を提供するスペースにしていきたい、と話した。
簡屋
店舗情報:
思南書局:黄浦区復興路517号
作家書店:静安区巨鹿路677号
志達書店:楊浦区国権路525号(政粛路近く)
隴上書店:徐匯区梅隴路142号華東理工大学南門
大隐湖畔書局:浦東新区申港大道1号
簡屋書店:青浦区謝衛路1203号