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日系企業が上海大学で食文化の国際交流活動を展開

2018年 4月 23日16:25 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 日本の調味料メーカーであるキッコーマンは、先週、上海大学で企業の社会的責任、食文化の国際交流、異なる地域における食文化の発展と変化などに関する講義と、交流活動を行った。

 キッコーマン株式会社取締役常務執行役員の茂木修氏

 各種国際文化の交流活動は、大学教育の大切な一環である。学生は世界の文化の精髄を理解し、国際的な視野を広げることもできる。今回の活動では、キッコーマン株式会社取締役常務執行役員の茂木修氏が、『成長し続けるために必要な事』をテーマに特別講義を行い、2010年の上海万博の期間中にキッコーマンが上海大学に設立したKIKKOMAN“紫 MURASAKI”基金を紹介して、その後上海大学との間で深めてきた交流を振り返った。

 キッコーマンは350年以上の歴史を持つ日本の老舗であり、千葉県野田市にある醤油工場などで生産される様々な商品は、現在、世界100以上の国と地域の消費者に愛用されている。中国においては“萬字”をブランド名に、生産と販売を行っている。特に上海市場では健康を重視する消費者に好まれている。

  交流会会場

  座談会会場

 講義の後、茂木氏は北京·広東·四川·浙江·上海から来た14名の「中国高校伝媒連盟」の優秀な大学生の代表らと座談会を行った。座談会では、まず、大学生が衣や食の面から、スマホの普及と携帯支払いが中国社会にもたらした変化を紹介した。これらの変化に伴って中国人の食や移動方式も変化した、という大学生の話は、茂木氏を大いに啓発したようだ。そして氏は「中国の消費者の生活習慣、購買行動が大きく変化した話を興味深く聞いた。キッコーマンもこれに合わせて、経営戦略を調整し、市場に受け入れてもらわなければならない」と話した。