「美しい中国ニコンの旅」イベントがスタート

　ある所へ旅したいと思うのは、そこの美しい写真を見たからではないか？これこそが映像の持つ力である。４月１７日、ニコンは映像の力を中国でも発揮させたいと、杭州の蕭山で「蕭山の美しさから中国を見る『美しい中国ニコンの旅』」のイベントをスタートさせた。

　このイベントは、ニコン中国、上海高速鉄道旅行サービス有限会社による提案で今年３月からスタートした、中長期的なプロジェクトだ。上海高速鉄道の持つ豊富な観光資源や中国の代表的な都市を約１年かけて回り、カメラマンのレンズを通して、中国の美しさを発見して記録する。そして観光地をＰＲすることで、「美しい」中国の建設に貢献しようというものだ。

　出発式典ではニコン中国の高階弘史総経理があいさつに立ち、「昨年、ニコンは創立１００周年を迎えた。いろいろな公益事業をサポートすることは会社の一貫した理念であり、中国の各都市との協力を通して、このプロジェクトを持続的に発展させ、中国の文化観光事業の発展に寄与したい」と語った。

国際トップカメラマンの対話コーナー

　また式の会場では、世界華人撮影学会副会長で世界風景カメラマントップ８の一人である李元氏と、有名なスウェーデンのカメラマンのサイド·カーソン氏が、来場者に自分の撮影経験を紹介し、撮影技術についてレクチャーした。李元氏は「中国文化はとても奥深い。これをより美しく撮るには、中国文化に対する理解も必要だ」と話した。またカーソン氏は「先週末、蕭山に撮影に行ったがとても楽しかった。多くの人が参加して欲しいし、一緒に美しい中国を発見していきたい」と話した。