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スタジオジブリが中国に進出?

2018年 4月 16日16:44 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 4月14日、「吉卜力的世界 官方声明(ジブリの世界 公式アナウンス)」というメッセージが中国動画界の目を引いた。メッセージはスタジオジブリの中国語公式サイト「ワールド·オブ·ジブリ·イン·チャイナ(World of GHIBLI in China)」が、上海新創華文化発展有限会社により運営開始されることを伝えたもので、また、ジブリの世界の公式サイトのリンクや、ウィチャット(Wechat)とウェイボー(weibo)の公式アカウントも公表された。

「ジブリの世界について公式アナウンス」(写真は「ジブリの世界」ウィチャット公式アカウントから)

 これまでウィチャット公式アカウント「ジブリの世界」により発表された文章は、「公式アナウンス」以外では、「スタジオジブリの起点(一)――ジブリとは?」と、「『風の谷のナウシカ』作品紹介」という2本だけで、ウェイボーも同様だった。今回発表された公式サイトでは、「最新情報」や「チケット購入」などのリンクはまだ使えないものの、スタジオジブリが中国に進出し、展覧会などを開催していくことは間違いないだろう。これからジブリがどのようなイベントを行うのか、人々は大いに期待している。

(写真は「吉卜力的世界」ウェイチャット公式アカウントから)

 スタジオジブリ

 1985年、鈴木敏夫、宮崎駿、高畑勲による設立されたアニメ制作会社で、長編アニメ映画の制作を主な事業としている。『天空の城ラピュタ』や『となりのトトロ』、『魔女の宅急便』などのアニメ映画で、宮崎駿と共にその名を中国の観衆に広く知られるようになった。スタジオの設立者で、宮崎駿の東映動画時代の先輩である高畑勲は今月5日に逝去したが、スタジオを設立する前の1984年に宮崎駿と一緒に中国を訪れ、子供時代から憧れていた上海美術映画製作所に『風の谷のナウシカ』のフィルムを送ったといわれている。

スタジオジブリのロゴ