１２日、上海市の周波常務副市長は新聞会見で、上海市の政務ポータルサイト構築を通じたスマートシティ建設の状況について紹介した。この中で、２０１８年、上海は政務「一網通弁」（１サイトで全部の政務受理が可能）のサイトを完成させる予定であることが分かった。

　これに先立ち、上海市政府では「『一網通弁』建設を全面的に促進し、スマート政務建設を加速させる方案」を制定し、３月３０日に正式発表した。この方案によると、上海では２０１８年に政務ポータルサイトの建設を完成し、一つのサイトでの手続き統一受理を実現するため、オンライン政務サービスの統一窓口を建設する。そして各区の行政サービスセンター、コミュニティの事務受理サービスセンターに、一つの窓口で受理して、各種審査を行い、証書を発行する一連のシステムを作る。また個人サービス事務の全市統一申請を促進して、市民の誰でもが市内のすべてのコミュニティの受理サービスセンターでの申請を可能にして、全市の統一事務受理率を９９％に向上させることを目指す。