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中日の子供達が上海でコンサート 音楽交流で友達作り

2018年 4月 3日17:29 提供:東方ネット 編集者:範易成

巫慧敏(amin)が子供達と声を合わせて曲を披露 

  東方ネット3日付:音楽を通した交流を目的に、中日の子供達が4日、上海でコンサートを開き、両国の歌を一緒に歌うなどして友好を深めた。

  今年は日中平和友好条約の締結から40年の節目に当たり、一般社団法人楽音樹と上海小熒星教育培訓有限公司が、交流コンサートを共催した。

NHK熊本児童合唱団

小熒星芸術団

 コンサートの目的は、両国の子供達が音楽による芸術交流とふれあいを通じて、 国や言葉、文化などの様々な違いを乗り越え、人と人が共感し合えること、理解し合えること、そんな“こころ の繋がり”の素晴らしさを肌で感じてもらい、その輪を広げていくことにある。

  コンサートには「NHK熊本児童合唱団」の7歳から17歳の40人が招かれ、ステージで熊本をテーマにした歌などを披露した。

  地元、上海の小熒星芸術団の子供達およそ100人もステージに上がり、日本の子供達とともに両国の童謡などを歌いあげた。

  最後は、上海出身で日中両国で活躍する歌手の巫慧敏(amin)も登場。子供達と声を合わせて海を越えた友好をテーマにした曲を披露し、会場からは大きな拍手が沸き上がった。

NHK熊本児童合唱団

小熒星芸術団

 一般社団法人楽音樹は、中日の子供の音楽交流イベントを行うために、巫慧敏氏が2016年に設立したものだ。2017年2月に、初の交流イベントとして上海の子供達を招き、NHK福岡合唱団とコンサートを開いた。楽音樹はこれまで、東京や北海道でもイベントを行い、今回は4回目の交流活動となった。

熱く交流している両国の子供達

  交流イベントで最も感動的なことについて巫慧敏は、「相手の国の言葉を知らない子供達が一生懸命に努力する姿です。たとえ発音は間違っていても、大きな声で心を込めて歌っていることなどが、人々の心を強く震わせるのです」と語った。

(范易成、写真も)