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上海市友好協会と大阪府日中友好協会が2018年度協力覚書に調印

2018年 4月 3日9:26 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 4月1日午後、上海市人民対外友好協会の景螢副会長は、大阪府日中友好協会の梶本徳彦会長一行を招待し、双方は2018年度友好交流協力覚書に調印した。

 上海市人民対外友好協会の景螢副会長はあいさつで、「日本からの古い友人が大阪の最新の経済·社会状況に関する情報をもたらしてくれましたが、今回も上海の発展を直に視察する予定です。現在、上海はすでに国際的大都市の行列に加わり、今後はさらに卓越したグローバル都市の建設を目指していますが、これには各方面の友人の協力がどうしても必要です。上海と大阪は1980年に友好都市を締結し、経済関係を始め様々な交流を行ってきました。改革開放以来、ビジネス貿易で大阪の友人が上海に投資したのに始まり、その後は学生同士の交流など、上海と大阪は経済、文化、高齢化、環境などの分野で全面的な交流を発展させています。中国には「一年の計は春にあり」という諺があり、この春、再び協力の新しいスタートを迎えて、上海と大阪との交流がいっそう深まることを望んでいます」と語った。

 大阪府日中友好協会の梶本徳彦会長は、「日本文化は中国文化の影響を受けましたが、古代、その交流の窓口は大阪の難波にありました。今も映画『空海』(中国名『妖猫伝』)が日本で上映されていて、多くの学者が映画で描かれている日中文化を研究しています。1980年、大阪は上海と姉妹都市を締結しましたが、現在、そして未来に向かって、より一層日中友好交流を深めることが必要です。文化、スポーツなどの面で、特に若者たちの交流を強化し、東アジアの友好交流に貢献したいと思います」と語った。

 また、大阪の2025年の万博申請について景副会長は、「申請自体は国の行為だが、府民の支援も必要であり、府民の願望の表現であるとも言える。2010年の上海万博開催期間中、日本館や日本企業館は来場者に非常に人気があった。当時、中日関係は困難に直面していたものの、万博開催を通じて、正に「民間交流で公式交流を促進」を達成した。上海は大阪の万博開催に協力したい」と話した。

 大阪府日中友好協会と上海市人民対外友好協会は、長きにわたって友好関係を維持している。そして経済、文化、教育、青少年など広い分野において、豊富で効果的な民間交流活動を展開し、日中両国、特に上海と大阪両市民の民間交流の発展に大きな役割を果たしている。

(編集:兪静斐 写真提供:郭盛麟)