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中国初の人民元建て原油先物取引が上海で始まる

2018年 3月 27日16:46 提供:東方ネット 編集者:範易成

  東方ネット27日付:中国上海にある取引所で、26日、人民元建ての原油先物取引が始まり,アメリカを抜いて世界最大の原油の輸入国となった中国が、人民元建ての原油先物取引を通じて将来に原油価格に対する国際的な影響力を強め、人民元の国際化を促進することを狙っている。

  中国 上海にある「上海国際エネルギー取引センター」で、26日、人民元建ての原油先物取引の開始を記念して、式典が開かれた。

  この中で、中国で金融市場を監督する証券監督管理委員会の劉士余主席があいさつし、原油先物の上場は長い間準備してきたとしたうえで、「われわれは中国の特色ある原油先物市場を建設し、うまく機能させる自信がある」と述べ、その意義を強調しました。

  原油価格は、ニューヨークの原油市場のWTIと、ロンドン原油市場の北海ブレントが、国際的な原油取引の指標となっている。

  これに対して、中国は、アメリカを抜いて世界最大の原油の輸入国となり存在感を増したことを背景に、原油価格に対する国際的な影響力を強めたいという狙いがある。

  さらに上海の取引所での原油先物取引については、中国の通貨=人民元の国際化につなげようと、原則、元建てで行うとしている。