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上海初の無人運転路線がまもなく試験営業開始

2018年 3月 23日15:36 編集者:王笑陽

 3月23日、申通地下鉄グループは、上海初となるAPMシステム(自動無人運転車両)を導入した浦江線が専門家による審査を通過し、まもなく試験営業の段階に入ることを発表した、と上海発布が報じた。

浦江線

 浦江線は片道6.7キロの高架鉄道だ。沈杜公路や三魯公路などの6つの駅が設けられ、沈杜公路駅で地下鉄8号線に乗り換えることができる。上海の南部を走るこの路線は、完全自動のゴムタイヤ式APMシステムを導入。上海の都市交通として初の実用化を目指す。

 浦江線は浦江鎮付近を走行する。住宅地を通過するため駅と駅の距離を短くし、周辺の住民に迷惑をかけないよう、APMシステムの特徴である軽量で騒音の少ない小型の車両を使用するなど、さまざまな工夫がなされている。

 また、車両の先頭部と尾部は大きな窓ガラスになっていて、線路沿いの浦江鎮の美しい景色も見渡せる。

 試験営業の開始時期はもうまもなく発表される。乞うご期待!

(実習編集:王笑陽)