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植樹節:上海人の半数がスマホで植樹?

2018年 3月 13日13:36 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

半分ほどの上海人が毎日スマホで植樹する 写真は東方ICから

 3月12日は中国の植樹節である。アリペイなどを運営する螞蟻金服(アント·フィナンシャル)によると、上海の「螞蟻森林」のユーザーは1135万人に達し、上海人の半分が毎日スマホで植樹している、ということだ。

 「螞蟻森林」はアントフィナンシャルが2016年8月に発起した公益活動の一つだ。ユーザーはアリペイでシェアバイクやバスなどの利用料金を決済したり、水道料金やガス代を払った場合に、それによって減った二酸化炭素の排出量を、「緑のエネルギー」として特別のアカウントに溜める。そして「緑のエネルギー」が一定量に達したら、螞蟻森林が本物の樹木を植える、というシステムになっている。樹木の種類や植える地域も選ぶことができる。

スマホで植樹する流れ:苗木をもらう→緑のエネルギーを集める→樹種と地域を選ぶ→螞蟻森林が本物の樹木を植える

 2017年末までに螞蟻森林では、阿拉善SEE基金会、中国緑化基金会、億利公益基金会と協力し、内モンゴル自治区の阿拉善盟(アラシャン盟)、オルドス市、バヤンノール市、甘粛省の武威市などの地域に計1314万本の樹木を植え、12111アールの土地を保全した。

植えたい樹種と地域が選べる

 螞蟻金服(アント·フィナンシャル)の井賢棟最高経営責任者(CEO)によると、螞蟻森林は今後もユーザーへの約束を守って自然保護への投資を増やしていく計画で、2018年末までに、その額は5億元を超える見込みだ。

(実習編集:王笑陽)