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上海

上海:お花見とランニング大会でピンクの季節を迎える

2018年3月12日 16:57
 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 先週末の上海辰山植物園は、良い天気に誘われて訪れた大勢の花見客で賑わった。

 800メートルの「桜の道」は河津桜が満開になり、空に広がる薄紅色の雲のように美しい。桜の花びらの向こうには、遠く青い佘山の姿も見えた。

 公園の管理者によると、河津桜の花期は短いため、満開と聞いてカメラを持って駆け付けた花見客が多いとのことだ。河津桜は早咲き桜の一種で、日本の静岡県賀茂郡河津町で発見されたことが名前の由来である。辰山植物園には100本ほど道に沿って植えられており、寒緋桜(カンヒザクラ)や椿寒桜(ツバキカンザクラ)などの早咲き桜と一緒に満開を迎えて、絵に描いたような風景が生み出された。

 河津桜の見ごろは一般的に3月上旬だが、今年は例年より三日から五日遅れており、3月中下旬まで楽しめるという。

 いっぽう顧村公園では、「2018上海桜祭り」に先立って、女子10キロランニング大会が行われた。3000人の女性が揃いのピンクの服を着、最も美しいと言われる花見のコースを華やかに駆け抜けた。女性医師や女性教授、女性企業家など上海の女性エリートたち、宝山区の婦人連合会などがイベントに協力した。  

 「2018上海桜祭り」は、顧村公園で3月16日から4月15日まで開催される。顧村公園には82種類の桜が1.2万本も植えられており、その数と面積は上海最大級と言われる。労働報によると、今年の桜祭りではファッションショーや京劇などのイベントも楽しめるという。

(実習編集:王笑陽)