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2018年 2月 23日17:12 提供:東方ネット 編集者:兪静斐
3週間前、スケートショートトラックの武大靖選手は、チームの仲間と一緒に、上海タワーの頂点、119階の観光展望台にいた。眼下に広がる黄浦江両岸の景色を見ながら、平昌冬季五輪の金メダルを目指し、勝利を願った。
中国のスケートショートトラックチームの旅は上海からスタート。1ヵ月半前に上海東方体育センターで秘密訓練を開始したのだ。では、なぜ上海を起点に選んだのだろう?
上海スケート協会の厳家棟会長によると、上海市体育局は2011年からスケートショートトラックの世界レベル大会開催の申請を始めた。その後上海で、連続7年のワールドカップ(W杯)と、世界選手権1回、上海トロフィー大会2回を開催したことで、スケートの雰囲気が上海で一気に盛り上がり、このスケート場も世界級大会にふさわしいと認められた。
そして4年前のソチ五輪では、スケートショートトラックチームが上海からスタートし、今年の平昌五輪でも、再び上海から旅立っていた。
中国チームの訓練の様子
ショートトラックの特訓
ショートトラックチームとそれを支えるスタッフの方々