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【愛申活 暖心春】「新上海人」は上海での新生活に期待

2018年 2月 22日8:50 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 中国にある日本企業は、上海に最も集中していると言えるだろう。日本人が多いため、施設もかなり整っている。例えば日本人が多く集まっている古北エリアには、日本人学校、日本のスーパー、日本の料亭、それにゴルフ場もあり、上海での生活になじみやすい環境がそろっている。配偶の仕事のために家族全員が上海に移り住んで、新しい生活を始める日本人家庭も少なくない。

 松本家もそのひとつだ。松本さんは昨年9月末から上海の南翔で仕事を始めた。多くの日本人家庭と同じく、年末に奥さんと子供も上海に来て、家族そろって上海での生活をスタートさせた。だから今年は松本家にとって、初めて迎える上海の春節だ。

 上海に対するイメージについて尋ねると、松本さんは上海の施設のよさと生活の便利さを称賛した。「特に淘宝やデリバリーで物を届けてくれるのはとても便利です。また、上海はどこへ行っても大きくて綺麗なデパートがいっぱいあります。また中国でも、お正月に福袋が売られている事を知りました。是非今年は中国で福袋を購入したいです」、と話した。

 日中両国のお正月の暮らし方の相違については、「特に感じません」と答えた。「日本では一家で紅白を見ながら除夜を過ごします。中国でも春晩を見ますよね。強いて異なっているところを言うと、中国は広いので帰郷する人は大変だな、と感じています。日本は狭いので一日あれば故郷に帰れますが、中国は三日かけて帰る人もいると聞きました」

 中国での初の年夜飯は、特別な用意はしなかったそうだ。奥さんが簡単にカレーライス、焼き肉、パン、それに果物を準備した。「上海に来たばかりなので、まだ生活に慣れていません。それに上海語が難しいです。また、スマホのアプリが充実しているのに驚いています。まだ使いこなせていませんが、慣れたらきっと便利だろうと思います。上海での新生活に期待しています」

 松本家の年夜飯

 春節の連休中、松本家では子供を連れて上海海洋水族館や浦東周辺を散策して、上海のお正月気分を楽しみたい、と話してくれた。