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2018年 2月 5日9:08 提供:東方ネット 編集者:兪静斐
上海出入国検疫局の統計によると、2017年、上海港の新鮮果物の輸入量は昨年比で3割増加し、初めて100万トンの大台を突破。このうち、バナナの輸入量が半分以上を占めたことが分かった。
バナナの人気は不動で、常に上海港の輸入果物総量の第1位を獲得している。現在、フィリピン、ベトナム、エクアドル、インドネシア、コスタリカ、コロンビア、タイ、パナマ、ラオス、スリランカ、中国台湾などの国と地域のバナナが、検疫を通って市場に入って来ている。
さらにここ数年は果物の輸入総量が増えつつある。現在、上海港ではフィリピン、ベトナム、チリ、ニュージーランド、アメリカなど32カ国と地域から、バナナ、ドラゴンフルーツ、ブドウ、オレンジ、さくらんぼ、キウイなど38種類の果物を輸入している。
出入国検疫局によると、この理由として様々な利便性の向上が挙げられる。まずは「一帯一路」の建設とともに、ここ数年、中国が沿線国家の新品種果物の輸入を開放していること。二つ目は上海の輸入果物の指定港が完成してきたことで、より多くの輸入業務を担うことができるようになり、コスト削減とスピードアップに繋がっていること。そして最後に監督管理システムの革新によって、輸入の流れとビジネス環境がより良くなってきたことである。
(編集:兪静斐)