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東方航空が機内でWi-Fiサービスを開始!

2018年 1月 18日15:22 提供:東方ネット 編集者:王笑阳

 東方ネット1月18日付:18日から東方航空の中国国内線でWi-Fiが使えることになった。中国民航局は2017年から航空機内での電子機器の使用制限を順次緩和。今年の1月16日には新たな規則が発表されて使用解禁となった。現在東方航空の74機では、特定の条件を満たせばスマホなどの電子機器をWi-Fiに接続して機内で使えるようになった。

  機内のWi-Fi標識

 東方ネットの記者は1月18日の朝7時に離陸した東方航空のMU5137便に搭乗。読者に先立って機内Wi-Fiサービスを体験した。アナウンスに従って飛行中に乗客はスマホやPCなど無線通信できる電子機器を「機内モード」に設定し、機内Wi-Fiの接続に限り利用可能となる。

  Wi-Fiの使い方を教える客室乗務員

Wi-Fiの使い方を教える客室乗務員

 一部の乗客はこの思わぬサービスに喜び、さっき電源を切ったばかりのスマホをもう一度持ち出してWi-Fiに接続した。客室乗務員も機内Wi-Fiの利用方法を丁寧に乗客に教えている。「まずスマホを機内モードに設定して機内のWi-Fiに接続してください。そして東方航空のウェブサイトを開き、お座席の番号と身分証の下4桁を入力するとインターネットにアクセスすることができます。」

 しかし通信速度がやや遅い感じがする、という声も出た。この問題について東方航空は、「今後ブロードバンドを改善する予定だが、数多くの乗客がインターネットを使えるように、高画質の動画の視聴やファイルのダウンロードといった大容量のデータ通信は制限させてもらう」と答えた。

 「あ、できました!機内モードがようやく機内で使えるようになりました」と乗客の一人の李さんはにっこりした。そして機内では期せずしてWechatの着信音があちこちであがった。

  利用可能な人数には制限

 Wi-Fiの利用可能人数には限りがあるので、一部の乗客しかこのサービスを利用できない。今回のMU5137便では303人の乗客のうち、Wi-Fiに接続することができたのは101人だった。