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上海

淘宝網が「双12」消費報告を発表 「仏系青年」や上海人の好みは?

2017年12月14日 16:56
 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 このほど、中国のショッピングカーニバルといわれる「双11」(11月11日、独身者の日とも呼ばれる)に相次ぎ、2017年最後のショッピングデー「双12」(12月12日)を迎えた。「双11」の販促イベントが終わってわずか1ヶ月だが、アリババグループに属する電子商取引会社·淘宝網によると、最近話題になった「仏男子」「仏女子」の20代は購買意欲が依然として高かったほか、淘宝網での検索記録にも興味ある結果が出た。

  抜け毛予防シャンプー+タトゥシール+お酒=自称「中年」の20代の生活スタイル

  ショッピングデーの「仏系青年」の買い物:レースブラ+クリスマスツリー+漢服

 最近中国のネットでは、抜け毛や不眠症や離婚などの問題に悩む自称「中年」の20代が話題になった。彼らのほとんどは90年代生まれで、中国語では「90後」と呼ばれる。「双12」が近づくにつれて、彼らは新ネタゲットで「仏系青年」と呼ばれるようになった。「仏系青年」は日本語の「仏男子(恋愛よりも個人の時間を重視する傾向のある男子)」と意味が近いが、中国語では「何でもいい」「争うことが嫌い」といったタイプの若者を指す。だが淘宝網が発表したデータによると、ショッピングデーの「仏系青年」たちは「何でもいい」わけではなく、個性的で少し矛盾のある生活スタイルを追求する傾向があった。淘宝網での検索記録では、20代はタトゥシール、きついお酒、手帳、抜け毛予防シャンプー、健康、北ヨーロッパ風といったキーワードの人気が高く、買い物ではレースインナー、クリスマスツリー、漢服がトップだった。

上海人の買い物トップ:ダウンジャケット、クルミ、ズボン

 また、淘宝網の消費報告で、中国各地域の人々の好みもわかった。集中暖房のない上海の冬はつらいので、上海人のショッピングリストでダウンジャケットがトップなのは当然だろう。全体的に見れば、中国の南部でも北部でも、寒い冬を快適に過ごすためのダウンジャケット、ブーツ、セーターなどが人気だった。

(実習編集:王笑陽)