ようこそ、中国上海!
2017CSR

Home >> 新着 >> 上海

「花の都静岡 和文化体験会」が上海で開催

2017年 12月 11日16:59 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 先週末、日本静岡県上海事務所が主催する「花の都静岡和文化体験会」が、千景花物語スタジオで開かれた。会場では日本NFD一級、草月流一級師範の飯塚千景女史が、数十名のファンに草月流の生け花を紹介した。

 静岡は日本本州の中央に位置する。交通至便の地で温暖な気候に恵まれ、人気アニメ『ちびまるこちゃん』の故郷でもある。県の北側に鎮座する日本一高い富士山は、数年前に世界文化遺産に登録された。このように豊かな自然条件の下、植物の栽培も盛んで、「花の都」と呼ばれている。県内にある花の種類は740種以上、バラの生産量は日本で第2位である。

 飯塚女史は長年にわたって生け花の優秀な人材を数多く育ててきたが、特に中国の生け花の水準向上と中日両国間の友好交流に貢献してきた。今回のイベントでは、「花の都静岡」のテーマとクリスマスシーズンに合わせ、花でクリスマスツリーのイメージを制作。会場では、数名のラッキーな参加者が師範の指導を受けて、日本の生け花を体験する場面もあった。

 また、静岡県上海事務所の土屋岳久副所長による日本茶の講座も行われた。静岡県はまた日本の「お茶の都」と呼ばれ、県内のお茶の生産量は日本一だ。土屋氏の紹介によると、日本の緑茶と中国の緑茶の味は全然違うし、お茶の入れ方も異なっている。講座の後、会場では美味しい静岡茶も振舞われ、参加者は目と口の両方で日本の文化を楽しんだ。