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上海楊浦に高さ46メートルの壁画が出現

2017年 12月 11日9:14 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 このほど、上海楊浦区の大学路にある2棟のビルの壁面に鮮やかな絵画が現れた。高さは46メートルで、アジアで一番高い壁画である。

  創作中のミロ氏

  高さは46メートル

 壁画の作者はイタリアの芸術家·ミロ(Millo)氏。これまで上海だけでなく、トリノ、ロンドン、パリでも壁画を創作したことがある。だがどの都市でも、彼の壁画の主題は同じで、「高層ビルの間で遊ぶ子供」だ。ミロ氏は取材に対して、「壁画に描かれた子供は特定の子供ではなく、実は私たち一人一人を代表している」と語った。また今回の創作には、特別に龍やハスの葉など、中国風の要素を加えたという。

  あごひげを蓄えたイタリア人のミロ氏

 高さ46メートルの壁画は高所作業車を使って制作された。記者も試しに乗せてもらったが、高所は風が強く、壁面と接近しているため方向感覚も失いやすい。それに地上の小さな揺れも高所では大きな揺れとして伝わってきて、高い所で壁画を描くことはそれほど簡単ではないことがわかった。ミロ氏はこのような難しい環境で毎日朝から夜遅くまで作業を続け、14日もかけてこのアジア一の高さの壁画を完成したのである。「この高さで描いたことはこれまで一度もなかったから、今度の創作は私にとってもチャレンジだった」とミロ氏は語った。

  壁画のテーマは子供

  夜景を背景にした壁画

(実習編集:王笑陽)