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自閉症の子ども 撮影の旅を上海でスタート

2017年 11月 27日17:30 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

  撮影の旅に参加する自閉症の子ども 写真提供:新民晩報記者姜燕

 11月26日、上海宋慶齡基金会‐同達人本公益基金の主催する「カメラの力を借りて自閉症の子どもと歩く」という写真撮影の旅の開会式が、上海で行われた。式では基金会の発起人である陸蘇青が挨拶に立ち、「自閉症の子どもは、ミクロ世界への観察力が非常に鋭いので、普通の人とは異なる角度から町の美しさを発見することができる」と述べた。

  宋家旧宅で撮影する子供 写真提供:新民晩報記者姜燕

 開会式のあとで、5名の自閉症の子どもらがボランティアに連れられて百年の歴史を持つ宋家旧宅へ撮影に向かった。今後もボランティアが子どもたちに同行し、彼らの旅を記録するという。そして旅の終わった後、子どもたちが撮った写真とボランティアが作った写真記録が、上海地下鉄の各駅またはデパートで展示される予定だ。

  挨拶する基金会の発起人·陸蘇青 写真提供:新民晩報記者姜燕

 上海宋慶齡基金会‐同達人本公益基金会は、身体障害児の母親3人の発起で、昨年立ち上げられた団体だ。身体障害児、及び彼らの家庭へサービスを提供し、専門的な指導や訓練を通して、身体障害児に生活や人と交わる能力を身に付けさせることを目指している。

(実習編集:王笑陽)