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都市記憶文化展が開幕 懐かしい上海の記憶が蘇る

2017年 10月 31日17:15 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 東方ネット30日付:上海世博源で30日から「愛上海~都市記憶文化展」が開かれている。展示エリアは上海の伝統的建築様式である石庫門を模して設けられており、そこに一歩足を踏み入れれば、誰でもが懐かしい上海の街並みに出会うことができる。石庫門は共用通路、つまり「弄堂」と呼ばれる直線の路地を囲んで、2、3階建ての建築物の連なる構造であり、それぞれの路地の入口に装飾的で美しい石のアーチがあることから「石庫門」と呼ばれることになったものだ。

 展示区の中の「弄堂」には、公告欄、28インチ自転車、納涼用籐椅子などの旧いものが置かれている。また地面には石蹴り遊びの線も描かれ、市井の人々の息遣いが伝わってくる。

 「弄堂」に置かれた28インチ自転車

 「弄堂」を通って家の中に入る。すると「三五」ブランドの時計、カセットレコーダー、「蝴蝶」ブランドのミシン、白黒テレビ、5つの引出しが付いたたんす、壁に貼られた押し絵、引出しの中の「雪花膏」や「蛤油」の化粧品などなど、旧いものがたくさん目に入る。このようなシーンは1960、70年代の上海人にとって懐かしいものだろう。

内部には懐かしいものを展示

 今回の都市記憶文化展では、民国時期から1980年代までのものが100点以上、写真が50枚以上展示されていて、展示物はすべて昔の上海人に実際に愛用された日用品である。一方、80、90年代生まれの若者にとっては初めて目にする展示品も多いようで、とても新鮮な感じがする、と言う来場者も少なくない。

 「愛上海~都市記憶文化展」

 期間:10月30日~11月26日

 場所:世博源3区

 住所:浦東新区世博大道1368号

 料金:無料

(編集:王笑陽)