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虹口の介護ヘルパーに対する手当の申請が可能に

2017年 10月 10日17:30 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 このほど虹口区で、介護ヘルパーの人材不足に対する新しい措置が出された。民政部と社会保障部の認可があり、「虹口区介護ヘルパー人材バンク」に登録した人が上海で住宅が無い場合に、雇用会社を通して住宅手当の申請が可能、というものだ。

 虹口区は上海でも高齢者比率が高く、老人介護の需要が非常に大きい地区である。このため先ごろ『虹口区養老介護人員チームの建設を加速する実施意見』が提出されたが、これは、専門的な社会組織の導入をベースに、市場化運営方式を模索して、既存の職業教育と資格育成を生かして、介護人材の育成を着実に促進しよう、というものだ。

 同意見によれば、新しく各種老人ホームや介護センターに入職する職員(管理職を除く)で、本科、短期大学、専門学校など国家教育部門に認められた関係学歴を持つ人は、入職1年以降になると雇用会社を通じて住宅手当が申請できる。手当は学歴で異なり、専門学校の学歴では一人5000元、短期大学では一人10000元、本科以上では一人20000元で、これを3年間に分けて受け取ることができる。非全日制の卒業生の場合には、以上の総額の70%を申請できる。また、介護職業資格初級及び上等証明を持つ人が養老施設で1年以上介護に従事した場合には、技術手当が支給される。額は初級が毎月200元、中級は毎月300元、高級では毎月400元となっている。