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食文化で中日交流  上海職校生が日本料理の基礎を学ぶ

2017年 9月 30日13:36 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 先日、上海市普陀区甘霖にある初級技術職業学校で、日本料理の基礎を学ぶ講義が開催された。上海市人民対外友好協会の紹介で、日本の調味料メーカー·キッコーマン株式会社が、上海の有名日本料理店、旬割烹真木乃の谷口義忠大将を招聘して行ったもので、計6回の講義で13人の2年生が日本料理の基礎である「1汁3菜」を学んだ。

 上海市人民対外友好協会の常務理事で日本処副処長の曹海炯氏は、キッコーマン社が万博以来、一貫して上海の若者との交流活動を行っていることを賞賛し、謝意を表した。そして挨拶で「生徒らが今回の授業を通して日本の食文化を理解し、異文化の中からより一層の交流を深めて欲しい。」と語った。

 講師の谷口大将は、18歳の時に料理の世界に飛び込み、日本の数多くの有名店で修業した後、2004年に上海へ来た。そして2011年に自分の店を開き、現在も毎日必ず自らメニューを手書きしている。

 今回の最初の授業は汁物の基礎。日本のだし、お吸い物、味噌汁の作り方で、昆布とかつお節で作られただしは、日本料理の最も基準の調味料で、各種の日本料理に合わせるものだ、と話した。

 キッコーマン海外管理部部長の深澤晴彦氏は、最後に挨拶に立ち、以下のように述べた。「当社は創業以来、『地域社会との共生』を重視しており、我々が事業を行う地域社会の発展なくして、我々の利益はない、と考えている。『食べる』という行為は、単に空腹を満たすだけのものではなく、日々のありふれた食事であっても、そこに生まれるおいしさとの出会いや一緒に食べる人たちの会話により、生活を、人生をより豊かにし、そして幸せになるための重要な働きを持っていると認識している。このことを伝え、そして安心して食べられる安全な商品を消費者に届け続けることこそが、食品企業としての我々の使命であると考えている。」