演奏会現場

  東方ネット２１日付：「バイオリンの女神」と称される日本の人気バイオリニスト·石川綾子が、上海シンフォニー·ホールで中国で初めての演奏会を開いた。二次元文化とクラシックが融合する特別な演奏会で、満場の観客を魅了した。

  石川綾子は日本でも海外でも人気の高いバイオリニストだ。今回の上海公演は、長年訪中を待ち望んでいた中国人ファンの願いを満たしたが、わざわざ中国に足を運んだ日本のファンも大勢いた。コンサートでは有名なアニメの曲を演奏した以外に、美しいクラシック音楽も披露し、その個性的な舞台表現力と非常にハイレベルな演奏技術で、会場いっぱいのファンを熱狂させた。また演奏が終わった後には、アイドルのようにファンと触れ合う握手会も行われた。

演奏会現場

演奏会現場

  石川綾子は名門のロンドン音楽学校パーセルスクールの最年少合格者であり、現在は世界的に有名なバイオリニストとして世界各地でコンサートを開き、トップレベルの交響楽団と共演して活躍している。優れた音感と演奏技術でこれまで様々な音楽賞を受賞した。またクラシック音楽界だけではなく、アニメの名曲の編曲と演奏で、アニメ音楽界においても大人気を博している。代表作は「残酷な天使のテーゼ」（『EVA』のテーマ曲）、「君をのせて」（『天空の城ラピュタ』テーマ曲）、「千本桜」などである。

演奏会現場

  主催者側の話では、上海と広州、両方のコンサートに来るファンもいるので、演奏する曲を一部入れ替えたとのことだ。会場では記念グッズも販売され、中国国内のファンも石川さんのCDアルバムや日本での人気グッズを気軽に買うことができた。公演が終了した後にファンたちは「大好きなバイオリニストと身近に触れ合えて本当に楽しかったです。」「今回のコンサートに来られて良かったです。」「石川さん次回のコンサートも楽しみにしています。」と口々に語った。

（編集：范易成）