日本メディアの報道によると、東京都台東区にある上野動物園で誕生した赤ちゃんパンダが１２日に生後１ヶ月を迎えた。当日は生後５回目の身体測定が行われ、体重は１１４７.８グラム、体長は２９.５センチであった。　

　前回の身体測定と比べて体重は倍増し、体長は６センチ以上伸びた。これは平均値を上回っていて、健やかに成長しているという。

　動物園の話によると、全身測定は２０分間行われ、感染を引き起こし易い傷口なども発見されずなかった。母親のシンシン（１２歳）もきちんと授乳して、順調に子育てに励んでいる。

　福田豊園長は記者会見で、「不安定な最初の１カ月を乗り越えた。シンシンもちゃんとお母さんをしているが、気を許すことなくしっかり見守りたい」と話した。今後も引き続き２４時間の観察を続けるという。