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韓正氏のシェアリング自転車写真がネットで話題に

2017年 7月 7日9:43 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 7月5日、上海市書記の韓正氏がシェアリング自転車に乗っている写真がネットで話題になった。写真では自転車に乗っている韓氏が撮影者に向って笑顔で手を振っている。また自転車から降りて、散歩途中のおばあさんと挨拶を交わしている。

 ネットでは韓氏一行を「魔都サイクリング最強グループ」と呼んでいる。

 韓氏は「えこひいきせず」に、全社のシェアリング自転車に乗っているばかりか、国産ブランドの鳳凰にまで乗っている。

 シェアリング自転車に関していえば、韓氏はもともと熱心な支持者である。今年3月の全国両会で、ある記者にシェアリング自転車などシェア経済について尋ねられた際は、「まず私の態度をはっきりさせておきますが、シェアリング自転車を支持しています。この革新の新措置には大賛成です。」と語った。

 さらにシェアリング自転車は「最後の1キロ問題」を解決する手段だけでなく、都市にとってはCO2排出減やエコ的な交通手段であり、ライフスタイルになりうるものだ、と強調した。

 しかしこのようなライフスタイルを実現するには、シェアリング自転車だけでは不足である。それに見合った環境があり、人々が自由に自転車で外出して、思い切り口を開けて空気を吸えるからこそ楽しい気持ちになれるのだ。そしてその実現に向けて上海は努力を重ねており、これが今回の韓氏の自転車体験の目的ではないだろうか?

 韓氏は楊浦、虹口、黄浦、徐匯を回って、浦東濱江までも足を延ばした。黄浦江両岸の大通りは市民に開放されることがすでに上海市委、市政府で承認されている。

 実は濱江大通りは、上海でサイクリングやジョギングができるエリアの一つにすぎない。今後より多くの市民にこのような場所を提供するため、上海市には数ヶ所の郊外公園を建設する計画がある。このうち閔行区にある浦江江野公園は間もなく開園する予定だが、これからこのように美しく、散歩が楽しめる場所はますます増えてゆくことだろう。