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中国文化が中東に輸出、名作ゲームがイランへ

2017年 6月 30日16:21 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

調印式

 29日午後、中国ゲームの海外販売を専門とする炫踪ネット(Shinezone)は、中東文化輸出サービス会社·上海塘淅文化伝播有限会社と、イランのゲーム市場開拓に関する独占契約を調印した。複数の上海企業が独自開発したゲームは、今後「一帯一路」で重要な位置を占めるイランに輸出されることとなった。これはイラン政府にとって初めての中国のデジタル文化商品の開放許可であり、イラン駐上海総領事館商務参事官のアリ·デグハニ氏が調印式に出席した。

 イランのゲーム人口は2500万人で、総人口の4分の1に達する。経済的には2016年のイランの国内総生産GDPは世界28位で、中東エリアの経済大国としての実力が顕著になっている。炫踪ネットでは、塘淅の持つ販売ルートと文化理解の経験を通じて、今後はまずイランのゲーム市場を研究し、それを元に独自の現地化ゲーム商品を開発、輸出する。そしてイラン最大のモバイル商品市場とゲーム配信プラットホームに登録する計画だ。

上海塘淅文化伝播有限会社CEOの腰雲鴻氏

 ここ数年、中東市場の将来性に対する期待は高まっている。「一帯一路」戦略の後押しもあり、国内のゲーム会社はグローバル戦略を実践する地域の一つとして中東を選択するようになってきている。今回、上海企業2社がゲームのグローバル産業チェーンを作り、「文化輸出」戦略を実施するのは重要な一歩と言える。上海塘淅文化伝播有限会社CEOの腰雲鴻氏は、「一帯一路」と人々の精神的交流、特に中国ゲーム文化の中東輸出のために、積極的なモデルを構築したい、語った。