ようこそ、中国上海!
2017CSR

Home >> 新着 >> 上海

黄浦江河岸に上海蟹が戻る

2017年 6月 28日16:38 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 多くの上海市民は、昔川で魚やエビ、蟹をつかまえた思い出があるだろう。しかし都市が発展するにつれて、これら野生の生き物はだんだん姿を消してしまった。ところが27日午前、万博大通りの河岸に蟹がたくさん生息しているのが発見された。ある市民は「大きいのは50~100gのもいる」と話した。

 また浦東雪野路万博大通りの岸辺でも小さい蟹が多数発見された。周りの柵に「立ち入り禁止」の看板がたっているが、なんの抑止効果もない。手すりを越えて蟹を捕りに入る人が続出することになった。

 ある人は「これが野生の蟹だ。今はまだこんなに小さいけど、10月になると250gにもなるよ。さっき河辺に捕りに行ったが、たった1時間でひと樽になった」と話した。

 専門家によるとこの蟹は「中華絨螯蟹」で、水質改善の明らかな証拠だと言えるとのことだ。しかし同時に、「この蟹はまだ成長段階にあるので、捕るべきではない。一緒になって蟹のために良好な生育環境を提供してあげて欲しい」と提言を述べた。