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上海

2017陸家嘴フォーラムが開幕

2017年6月21日 9:56
 提供:東方ネット 編集者:範易成

  「グローバル視野での金融改革と安定的発展」をテーマとする「2017陸家嘴フォーラム」が20日午前、上海で開幕した。中国共産党中央政治局委員·上海市党委書記の韓正氏が開幕式に出席し、あいさつを述べた。

  韓氏は「中国の改革開放は約40年を経た。上海は中国最大の経済中心都市で改革開放の最前線にある。特に浦東の改革は顕著であり、経済、社会は歴史的と言える大きな発展を遂げた。中央政府の高度重視及び国内外の金融業界人のサポートのおかげで、この10年で陸家嘴フォーラムは大きな成果をあげ、国際的な影響力を持つハイエンドフォーラムになっている。皆さんが自分の学識及びキャリア、影響力で、引き続きグローバル金融管理にアドバイスをし、中国経済金融発展及び上海国際金融センターの建設に積極的に貢献を奉げることを心から願っている。」と語った。

  中国人民銀行の周小川総裁は演説の中で、「中国は社会主義市場経済を建設する中で、参与と競争を通じて資源配置の最適化を行い、経済社会の進歩と繁栄を実現する。金融サービス業は競争性サービス業であり、対外開放の恩恵を受ける中で更に開放を拡大すべきだ。『一帯一路』は中国の金融解放に新しいチャンスを提供するだろう。」と指摘した。

  陸家嘴フォーラムは上海市人民政府と中国人民銀行、中国銀行業監督管理委員会、中国証券業監督管理委員会、中国保険業監督管理委員会による主催で、すでに8回開催されてきた。今年9回目となるフォーラムでは、2日間で次の6つの全体会議が開かれる。1.グローバル視野での金融改革と安定的な発展、2.世界金融システムが直面する不確定性と対応策、3.サプライサイドの構造改革と金融サービス革新、4.国際金融センターとイノベーションセンター建設の連動的発展、5.自由貿易試験区、「一帯一路」建設と中国金融対外開放、6.金融業監督管理と金融革新の協調とバランス。これらの議題をめぐって、積極的で深い論議が行われることとなっている。

(編集:Y)