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2017年 5月 3日15:00 提供:東方ネット 編集者:曹俊
中国国産大型旅客機C919の初飛行がついに決定した。天候不順の場合を除き、5月5日に上海浦東空港から離陸する。
C919の大きさは?
C919の客室はビジネスとエコノミーからなり158席である。もしすべてをエコノミーにすれば168席にできる。大きさはボーイング737、エアバスA320とほぼ同じで、まさに大型旅客機と呼ぶにふさわしい機種だ。
C919の製造は?
C919の製造にはメインメーカー+サプライヤーというモデルが採用された。メインメーカーは中国商飛公司で、デザイン·研究開発、組み立てを担当した。飛行機全体で見ると、機体中央の主翼は商飛で製造され、飛行機の頭部は成都飛機工業集団、機体の前部と中央部と後部は洪都など、合わせて国内22省·市、36大学、200カ所以上の組織が研究開発と製造に関与した。そして国際的な一流サプライヤー16社がサービスを提供した。
C919のエンジンは輸入品?
その通りだ。しかし、ボーイングやエアバスでもエンジンは生産していない。世界の民用航空機業界でエンジンを製造しているのは数社しかなく、C919が採用したのはCFM社のLEAP-1C型エンジンである。現在主流のCFM56シリーズに比べ、LEAP-1シリーズはオイル消費量を16%節約でき、窒素酸化物の排出も40%減少、音も静かだ。このシリーズのA型とB型はそれぞれ、A320とボーイング737の最新機種に据え付けられている。さらに付け加えれば、C919用の国産エンジンは現在長江1000Aで研究製造中である。
(編集:曹 俊)