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トヨタ「車クラッシュ安全教室」が上海科学館で行われる

2017年 4月 10日14:24 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 東方ネット10日付:4月8日午後、上海科学館で約20人の小学生が、自分が作った車体の緩衝装置でクラッシュ実験を体験する「車クラッシュ安全教室」に参加した。このイベントはトヨタ(中国)投資有限会社上海分社が東方ネットと共催したもので、小中学生に交通安全の重要性を理解してもらう目的で行っているプロジェクトである。

 レクチャーではまず小学生にビデオを見せて車体の構造を教え、その後、衝突エネルギーをしっかり吸収できる緩衝装置を作らせた。子供たちはさまざまな材質の紙を選んで、のりとはさみを使い、それぞれ自分の考えで緩衝装置を作った。今回は子供の親も一緒に制作に参加。しかし親が作った装置には子供が作った装置より成績が悪かったものもあって、子供達の想像力には無限の可能性があることが分かった。

 最後に123等賞とアイディア賞が選ばれた。2等賞を受賞した夏宇浩さん(小学校2年生)は「とっても面白かった!今日のような実験イベントに参加したのは初めて」と述べた。

 主催者のトヨタ自動車(中国)投資有限会社渉外部主査の栗田弘毅氏の話では、トヨタはこれまで中国において一貫して環境、交通安全、人材育成などの領域で社会貢献活動をしている。「一つずつ小さいイベントを積み重ねることで、車両の安全知識と交通安全の重要性を知らせていきたい。それで一人でも多くの子供の笑顔が見られることが希望だ」と述べた。

 このトヨタのプロジェクトは1996年から行われ、今まで約3万人の子供たちが参加した。中国·上海では2015年10月に初めて開催、その後は上海だけでなく成都、広州など中国各地に展開されて好評を博している。

(範易成 写真も)